鳥取県文化振興財団情報誌【アルテ】

9
2013September

鳥取県芸術家百華Vol.52 ロケットくれよん 山口たかしさん、高田さとしさん

音楽活動はいつから始められたのですか?

音楽活動とギターは保育士になってから始めました。子どもたちの誕生日会で一人ひとりに歌のプレゼントをつくって演奏したり、誕生日会の様子をカセットテープに録音してプレゼントしたりしていたことをきっかけに、子どもたちの「つぶやき」にメロディーをつけて歌(あそびうた)をつくるようになりました。

あそびうたとは?

あそびと音楽がひとつになった感じのものです。一緒に歌ったり踊ったり触れ合ったりしていく中で楽しさがどんどんふくらんで、子どもたちの素直な思いやいろいろな表現が飛び出してきます。

あそびうたが子どもたちにとって、コミュニケーションやいろいろな表現を楽しむきっかけになったらうれしいなって思います。子どもたちの思いがけない行動やつぶやきから、あそびうたのアイディアへとつながることも多いです。いろいろな可能性を秘めていて、子どもって本当にすごい!

コンサートの様子

子どもにとって、なぜ音楽が必要なのでしょう?

ぼくたちは、音楽には言葉では伝えきれない力があると思うんです。コミュニケーションのひとつとして、メロディー、リズムに親しむこと、触れることが重要なのかな?

例えば、お父さん、お母さんが子どもをひざの上にのせて、子どもの手をとって触れ合いながら音楽を聴いたり、一緒に踊ったりといろいろなコミュニケーションが楽しめると思います。そういった役割が音楽にはあると思います。いつでもどこでも楽しめる音楽って、本当に素晴らしい!

この質問・・・難しい(笑)これからの活動で、僕たちの答えを見つけていきたいです!

今後の展望について

展望というか、やりたいことはいっぱいあります。しかも、やりたいことをやってると、次の新しいやりたいことがどんどん見つかっちゃう。だから、コレ!っていう今後の展望は、ここでは伝えきれません。

でも、音楽を通して自分のことも、友だちのことも大事にできるように、僕たちの活動のテーマの「命と仲間の大切さ」を伝えたい。このテーマを大切にしていきたいです!

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