鳥取県民文化財団情報誌 アルテ
2008年4月
アルテとはスペイン語で「芸術・美術・技巧」などの意味で、英語では「アート」。アルテでは、県民文化会館をはじめ鳥取県内の文化施設のイベント情報を紹介しています。



「劇場は街の広場」のコンセプトのもと、県民の皆さまに身近に音楽を感じていただくために開催している自由空間音楽会。平成16年度から始まったこの事業は、3月には40回を数え、嬉しいことに、毎回足を運んでくださるお客様も増えてきました。クラシック・邦楽や民族音楽など、様々なジャンルの音楽を生演奏で聴けるお昼のひととき。ガラス張りの明るい空間のフリースペースで、週末のお昼を贅沢に過ごしてみませんか。会議室や練習室などを利用される方はもとより、広く開放されたロビーとして、イベントの開催や待ち合わせ場所、憩いの場として利用されています。また、ここから中庭を眺めながらのティータイムも素敵です。
アンケートからの声
身近なところで音楽に触れることができて良かった。
気軽な感じで聞けてよかったです。
大変すばらしい演奏を聞かせていただきました。度々こういう機会があると、楽しく音楽に親しめると思います。身近に楽器を見るということがありませんので、大変参考になりました。
こんな風に、音楽がすぐ手が届く感じにあると、いいなと思いました。
他用でここにきました所、思いがけず優しいフルートの曲が流れてきて、思わずうっとり、久しぶりに優しい気持ちにさせていただきました。
開催概要/年10回程度開催しています
     (土・日・祝日の午後12:05〜12:55)
立体「 SOFT ソフト HEARTEDハーテッド WING ウイング
[やさしい羽]」
Tim Prentice[ティム・プレンティス]
(アメリカ)
県民文化会館正面入り口のあたりから梨花ホールの方を見上げると、空中に浮遊しているように見える不思議な立体があります。風に揺れるカーテン、ゆっくり転回する魚、また鳥取砂丘の風紋のようにも見え、私たちをなんともゆったりとした気持ちにさせてくれます。
立体「 WING ウイング OFオブ PHOENIX フェニックス
澄川 喜一[すみかわきいち]
(1931年〜)
島根県六日市町(現吉賀町)生まれ。東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。新制作協会会員。東京芸術大学名誉教授。紫綬褒章、紺綬褒章、日本芸術院賞、日本芸術院恩賜賞受賞。島根県芸術文化センター「グラントワ」センター長・石見美術館館長などを務める。
建物に囲まれた中庭の中心にあり、羽の部分が太陽光を反射するため、日によって、または時間帯によって、その趣にも変化が表れます。
エジプト神話の霊鳥であると言われているフェニックス。太陽と一体となったかのような姿を見ていると、不死の鳥はこういう輝きを放つのかもしれないと、想像力をかき立てられます。


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