平成13年春、倉吉未来中心は中部地域の活性化を大きな使命としてオープンしました。オープニングイベントも盛大に行われ、特にアトリウムでは韓国のサムルノリ(4種の打楽器による民族音楽)なども登場し、自由な表現の場としての雰囲気を十分に醸し出していたことは、記憶に強く残っています。当時の楽演祭事業の担当者はまず、パイプオルガンの利用促進も狙い、地元のピアノ・エレクトーンの演奏者と試行錯誤で演奏会を立ち上げました。その後、パイプオルガン以外のパフォーマンスも取り入れようと“アトリウムLIVE”をスタート。当初はフォーク系と当時全国的ブームだったアカペラの高校生グループがたくさん出演していました。そのころの精神は脈々と引き継がれ、さらに新しいものが生まれてきていることに、ある種の喜びを感じます。これから県民、市民のアイディアで、どんどんおもしろい企画が生まれ、皆様の憩いの場となることを願うばかりです。
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