自分が地元劇団で演出・出演していた頃のパンフレットを押し入れで発見しました。20代半ばの頃なので、さぞいい加減な文章を書いているだろうと恐る恐る読むと、今の自分でも共感できる文章を書いていて驚きました。「この頃から成長していないのかな」という焦り半分、昔も分からないなりに精一杯、演劇を大切に考えていたんだなと心が暖かくなりました。当時は、10年後に業務として演劇に携わるとは思いもしませんでした。現実は、物語よりもドラマティックで予想外です。今は、年を重ねる毎に発見できる演劇の面白さをどうやったら広く伝えられるかを楽しく思い悩んでいます。
10年前と現在では、鳥取の演劇界も様変わりをし、リーダーも代替わりをしています。新たなリーダーと共に、10年後の演劇界を形創っていきたいです。
|
|