第12回 俳句大会を終えて
本年は中部地区が担当、11月25日倉吉交流プラザに於いて、倉吉市長をお迎えして開催された。早めに各地区に大会主旨を発信、募集句協力を呼びかけた結果、一般の部758句、子供の部1409句の応募があり、特に小学生のすばらしい取り組みが結果に現れていた。
知事賞
一般の部 [大山町]兜山富子さん
百選の水に打たせて芋洗ふ
子供の部 [郡家東小一年]中嶋隼人さん
たうえしてみどりのせんがまがってる
知事賞に続く表彰に惜しみない拍手が続いた。その後、募集句選者特選の選評をいただき午前の部を終了。午後、当日席題"木枯" "大根干す"に対し70名の参加者による選句の結果高得点句より決定した。
協会長賞 [鳥取市]椋 則子
干し大根風に素直になって来し
天 賞 [米子市]由木みのる
軒下は風の通ひ路大根干す
地 賞 [鳥取市]大西俊子
木枯や木の色みんな持ち去りし
人 賞 [琴浦町]松下美佐緒
木枯も吹っ飛ぶ元気参観日
各氏に決定、表彰式を行い大会を無事終了した。この大会に各関係機関のご支援と会員のご協力を心から感謝申し上げます。
鳥取県俳句協会理事 中前惇子
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