鳥取県民文化財団情報誌 アルテ
2007年11月
アルテとはスペイン語で「芸術・美術・技巧」などの意味で、英語では「アート」。アルテでは、県民文化会館をはじめ鳥取県内の文化施設のイベント情報を紹介しています。

「アコギ日和
      鳥取音楽座

 繊細なギターの音色と優しい歌声が響く。フォーク&アコースティックコンサート「アコギ日和」九月十七日県内のギター弾き語り系ミュージシャンが集まり、鳥取県民文化会館小ホールでの癒し系ライブとなった。
 「おやじミュージシャン復活ライブ」と名付けられたコーナーには、青春時代ギターを弾いていたが、ずっと音楽から離れ、四十歳以上となり、最近またギターを手にし、ライブシーンへの復活を夢見る。そんな方々が集まった。日頃活動しているミュージシャンに混ざり、勝るとも劣らぬ演奏とパフォーマンスを繰り広げてくれた。
 また、音響面でも、デジタルミキシングコンソールを使用し、PAスピーカーと演奏者の距離位相を合せる新手法を取り入れ、クリアで自然な音作りシステム構築に挑戦し、心地よいサウンドに好評を得た。


とりにんカーニバル
   
人形劇 in燕趙園

 国民文化祭をきっかけに平成十二年三月に結成した「とっとり人形劇連絡会(通称とりにん)」は、毎年県内各地で人形劇カーニバルを行い人形劇の普及活動に力を入れている。今年は、中国の児童節にほど近い六月三日(日)に中国庭園燕趙園のご協力によりカーニバルを開催した。県内のアマチュア劇団が六団体とプロ劇団一団体による構成で十公演、その他にも工作コーナーや食べ物コーナーなどもあり、のべ七六〇人が楽しいひと時を過ごした。

鳥取県
吟詠道祭を終えて

 十月七日本犀の香り漂う秋の佳き日、第十二回吟詠剣詩舞道祭を鳥取市文化ホールで開催しました。新年早々から準備にかかり、多くの支援を頂きまして無事盛会裏に終える事が出来ました。これもひとえに地元の報道機関、行政側のご支援のおかげです。
 大会のテーマに「士魂 凛然として漲り満つ」を提唱し、所属の会派が終始協力し合って、会場は熱気あふれる優雅さ・剛健さで大いに盛り上がりました。各会派はそれぞれ特長ある演出で進行し、一般来場者に「詩吟の芸術性と伝統芸術の良さ」を理解してもらえるように努力を払いました。大会の冒頭では高等学校の生徒による吟詠剣詩舞の賛助出演があり、次世代を継ぐ溌刺とした舞台に大きな拍手が起こりました。今後の活躍に期待します。
 式典では、県・市・文化団体連合会からお祝いと激励のお言葉を頂き、身の引き締まる瞬間でした。このようなご期待に沿えるよう、文化を愛好する気運の醸成と明るい社会づくりの為に、微力ながら仲間と共に研鑽を続けてまいります。今後の大会の立案では、プログラム内容を検討して変化を加えつつ、構成吟詠を取り入れて、解りやすく楽しめる企画と構想が必要だと思われます。
 ここに大会を開催するにあたり、多くの暖かいご支援とご指導を賜りました皆様方に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
第十二回鳥取県吟詠剣詩舞道祭
大会委員長
  横西師風

長月をどり開催

 九月三十日(日)鳥取市民会館において毎年恒例の“舞長月をどり”を開催しました。来年で十五周年を迎える当連合会のこの会を心待ちにして下さる県民の皆様も少なくありません。九つの社中がそれぞれ工夫を凝らし、日頃の練習の成果をご覧いただきました。演目の途中でも大きな拍手で盛り上がり、大変充実した会となりました事、ご来場の皆様へ心より御礼申し上げます。次回もぜひご支援くださいますよう、よろしくお願い致します。
    藤間紋寿香

県写連第九回

合同写真

 鳥取県写真家連盟では、十月十一日(木)から十七日(水)の七日間鳥取県立博物館で合同作品展を開催しました。

この写真展は、平成十一年に第一回を開催し今回で九回目となります。今回の写真展では、鳥取県写真家連盟加入の県内二五の写真団体の作品(二九六点)と平成十四年から写真交流している韓国江原道写真作家協会会員の作品(三〇点)が同時展示されました。

会期中の十二日には、江原道からの訪日交流団もおいでになり県写連会員との写真交流が県内各地で行われました。十三日には写真家の土田ヒロミ氏をお迎えして写真教室を開催し、新しい情報や写真の楽しみなどの話に参加の皆さんから好評を得ました。また、講師の土田ヒロミ氏からは県内の写真グループの作品が一堂に会するやり方に対して全国でも珍しく素晴らしい取り組みだとの評価を受けました。

鳥取県連合いけばな

 鳥取県いけばな連合会は十月四日から九日まで米子しんまち天満屋において鳥取県連合いけばな展を開催いたしました。鳥取県における各流派が各々の流の伝統、特徴をいかし、古典的な作品と現代の空間にマッチした作品を三二七点展示いたしました。期間中多くの方のご来場をいただきとても盛会でした。日本の風土の美しさを再認識していただき、いけばなに対する関心、理解を深めていただけたのではないかと思います。
 この花展が大きく花の輪を広げ、次の世代へ継承し、地域文化の振興につながることを願っています。
鳥取県いけばな連合会会長 名越 悦子

鳥取県
文化団体連合会
団体一覧

舞台分野鳥取県民踊指導者連盟、鳥取県合唱連盟、鳥取県演劇連盟、鳥取県オーケストラ連盟、鳥取県吹奏楽連盟、鳥取県日本舞踊連合会、鳥取県和太鼓連盟、県民による「第九」公演実行委員会、鳥取県洋舞連盟、鳥取県謡曲連合会、鳥取県詩吟連盟、鳥取県三曲協会、鳥取県民謡連合会、鳥取オペラ協会、鳥取音楽座、とっとり人形劇連絡会、鳥取県ボールルームダンス連盟、鳥取県ピアノ指導者協会、鳥取県民話サークル連合会
展示分野鳥取県美術家協会、鳥取県陶芸会、鳥取県書道連合会鳥取県デザイナー協会、鳥取県いけばな連合会、鳥取県写真家連盟、鳥取県七宝協会
文芸分野鳥取県歌人会、鳥取県川柳作家協会、鳥取県俳句協会
市町村分野鳥取市文化団体協議会、倉吉文化団体協議会、米子市文化協議会、境港市文化協会、河原町文化協会、用瀬町文化団体連絡協議会、佐治町文化協会、智頭町文化協会、気高町文化協会、鹿野町文化団体連絡協議会、青谷町文化協議会、湯梨浜町文化団体協議会、三朝町文化団体連絡協議会、北栄町文化団体連絡協議会、琴浦町赤碕文化協会、日南町文化協会、日野町文化団体連絡協議会、江府町文化協会
文化団体
29団体/市町村文化団体
18団体/合計47団体

お問い合わせ

鳥取県文化団体連合会  鳥カルネット
〒680-0846 鳥取市扇町21番地県民ふれあい会館3F
TEL 0857-21-2302  E-mail kenbunren@coast.ocn.ne.jp



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