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自分の芸術体験記念日は、いつであったのだろうと記憶をさかのぼってみると、それは、小学校3年生の夏休みに、母親と二人で市民会館へファミリーコンサートと題されたオーケストラの演奏を聴きにいった日のことだと思います。
そのコンサートの中でも、スッペ作曲の『軽騎兵序曲』はいまでもその時の感動を忘れる事ができません。軽快なトランペットで始まり、全体にテンポの良いこの曲に、子どもながらに、その情景を思い浮かべていました。子どものイマジネーションは、この時期とても大切なものだと思います。理解しがたい少年犯罪が多発する現在、子どもたちを救えるのは、文化・芸術にあるのではないでしょうか。
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